■ 朝起きたそばからモリモリ食べれる人は不健康!?
「また、おかしな事を言っている」と思われそうですね(笑)
たしかにそう思われても仕方ないかもしれません。
私自身、朝から腹が減り、しっかり食べることが
「健康の第一歩」だと信じて疑いませんでした。
物心が付いた時から、家でも学校でも、そう言われ続けてきました。
しかし、あなたは何故朝からしっかり食べれば健康なのか?という理由を
ご存知ですか?私は知りませんでした。「漠然と周りがそう言うから。」
ただそれだけの理由でした。
■ 流れを知る
少々ややこしい話になりますが、あなたが食事(炭水化物)を摂りますと
食べた物は胃で消化され小腸でブドウ糖として血液中に吸収されます。
当面の活動エネルギーとして使われるブドウ糖以外はインスリンが
グリコーゲンに変えて筋肉や肝臓にストックされます。
このストックされる量にも限度があるので、それ以上にブドウ糖が
余った場合は脂肪として蓄えられて行きます。
この一連の作業の中で、あなたが「お腹が減ったな」と思うのは
血液中のブドウ糖がグリコーゲンに変えられ筋肉や肝臓にストックされる、
もしくは脂肪としてストックされる時なのです。
このストックされる時がもっとも血液中のブドウ糖が減少する時でもあります。
※血液中のブドウ糖の値を「血糖値」と呼びます。
この血糖値が低くなると人は「腹が減った」と感じ逆に上がると満腹感を得ます。
■ 寝ている間の血糖値
前置きが長くなりましたが、こういった血糖値の動きは当然寝ている間にも
行われています。昨晩摂取した夕食は、消化され血糖値は上がります。
そして寝ている間に上記の一連の作業により一度下がるのです。
この時、人は空腹感を覚えるのですが寝てしまっている為
特に「腹が減った」と思わないで済みます。
血糖値というものは上がったり下がったりを繰り返すものでして
寝ている時の様にソレが下がっても、そのまま食事を摂取せずにいると
今度は上げる為にストックしておいた物を、もう一度取り崩して血糖値を上げます。
あなたが目を覚ました時、丁度この血糖値が上がった状態にあります。
血糖値が上がっていると言う事は空腹感は全く無い状態のハズなのです。
それどころか体中エネルギーが満タンなのですから、いつでも活動できる
状態にあるのです。しかも、この血糖値は食事をして上げたのでは無く
一度ストックしておいた物を取り崩して上げたものですから
この時「胃」には何も入っておらず前項で述べた様な負担は胃にかかりません。
正にベストな状態なのです。
ですから「朝起きた直ぐに朝食は気持ち悪くて食べる気がしない」と言う人の
感覚は当然の結果であって決して不健康などでは無く
むしろ「朝からモリモリ食べられる」と言う人の方が注意が必要だと
言わざるを得ないのです。
■ では「朝からモリモリ食べられる」という人の体の中では何が起こっているのでしょう?
考えられるのは寝ている間に一度血糖値が下がり
朝起きるまで、その下がったままの状態が続いているものと思われます。
と言う事は体中にストックした物を解除する能力が低下している
可能性が有ります。
銀行にお金を預けるだけ預けて暗証番号を忘れてしまった様な状態でしょうか(笑)
分かり易く言いますと「肥満になり易い体質だ」と言う事です。
このような人は、常に活動に必要なブドウ糖を食べ物で補給し続けている事になります。
それどころか許容量を超えた場合は脂肪としてストック続けているのです。
最初は苦に感じられる事と思われますが、空腹で活動する機会を体に与え
脂肪を取り崩す能力を取り戻す事が先決でしょうね。
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