前項までの内容から、冷水浴がアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患には
素晴らしい効き目が有る事はご理解いただけたかと思います。
では、アトピーや花粉症では無い方はする必要はないのでしょうか?
アレルギー疾患というと直ぐにアトピーや花粉症を思い浮かべがちですが
実は他にもっとアレルギー疾患の一種であると考えられるものがあるのです。
詰まるところを言ってしまえば、治療方法にステロイドホルモン剤が功を奏する病気は
全てアレルギー疾患の一種であると言えるのです。
■ GOT、GPT?
例えば、肝硬変もそうであると言えます。
よく見受けられる光景として健康診断の結果が返ってきた時に、
「あーやっぱり酒かなー?」
「どうも肝臓がやられているらしい。」
この健康診断の時期にしか目にしない、GOT,GPTの値で
深くため息をつかれている人がいます。
では、そもそもGOT,GPTとはなんなのでしょう?
GOT,GPT,それらは両方共に「トランスアミナーゼ」という酵素の略号なのです。
トランスアミナーゼは、もともと肝細胞の中に含まれているものなのですが、
肝細胞が壊れると血液中に漏出してきます。
ですから血液検査で、GOT、GPTの値が高いと肝細胞が破壊されている事に繋がり、
肝炎、しいては肝硬変を意識しなければならない事になります。
しかし、「肝臓が悪い=酒の飲みすぎ」と思われがちですが、実はアルコールは
直接の原因ではありません。
肝炎の原因は90%以上がウイルスなのです。A型肝炎は、比較的短期間で完治しますので
さほど気にする事はありませんが、問題は、B,C型のような血液感染による
肝炎なのです。
40代〜50代になると肝硬変になる方が多くなりますが、ソノ原因、実は
若い頃既に、B,C型のようなウイルスに犯され慢性肝炎の悪化による事がほとんどです。
常に機会があれば健康診断を受けて感染していないかどうかチェックしておく事が
臨まれます。
■ 冷水浴で抑える
肝炎の原因となっていると言ったウイルスですが、実はこれも直接の原因では
ありません。肝炎とは、血液感染により侵入してきたウイルスを異物とみなし
攻撃しつづける「アレルギー反応」がそもそもの原因なのです。
ですから健康診断の血液検査でGOT、GPTの結果が思わしくなかった方にも
冷水浴をお勧めするのです。
アレルギー疾患の一種であると言える肝炎にも、副腎皮質ホルモンは功を奏します。
実際B,C型肝炎の患者さんにステロイド剤を投与しますと、GOT,GPTの値は
下がりますが、投与を止めると再び上がります。
ですから、花粉症やアトピーと同じ様に冷水浴で副腎を鍛え自ら副腎皮質ホルモンを
分泌できるようにする事が最適な治療に繋がると言えるのです。
肝炎だけではありません。何度も言うようですが、ステロイド剤の投与が
功を奏する病気は、そのステロイド剤を自らの副腎で補う事により、副作用も無く
改善へと導きます。
現代人の副腎は衰えきっています。
特に花粉症の時期になると、テレビや雑誌でアレルギーをテーマにした物を
見受けられますが、どれもこれも「アレルゲン」を避ける事ばかりが
取りざたされています。
「アレルゲン」を避けて通れるので有ればそれに越した事はないですが、
あなたにとっての「アレルゲン」が増えていけば増えていくほど、あなたの
生活は規制されて行く一方です。
ソレよりも、冷水浴のように、自らの副腎を鍛え、アレルギー反応を抑制出来る
体づくりを心がける事が求められるのでは無いでしょうか?
⇒ 体を慣らしていく